イタリア旅行#21 フレッチャロッサ
こんにちは かるるんと申します。
イタリア旅行のブログを書いています。
前回まではローマ、バチカンを観光した記事を書きました。
イタリア旅行はローマからミラノへ北上する工程を予定しています。
今回はローマからフィレンツェへ向かう記事を書きます。
ローマ観光の最終日は歩いて歩いてクタクタになったので、外食をする気にもなれず現地時間の22時頃には寝落ちしたはずなのですが、深夜3時にはスッキリ目が覚めてしまいました。
目が覚めて横をみたら彼女は既にスマホをいじっていました。
時差ボケなのか、毎日が遠足前の夜みたいに興奮して寝付けないのか、両方なのかも知れないですけど、全く健康的ではない早起きの習慣が染みついちゃったようです。
日本にLINEでローマの写真を送ってみたり、近況を報告したり出来たのですが体力的には辛かったです。
この日はローマからフィレンツェへ移動です。
身支度を整えてスーツケースの準備をして朝食へ。
ローマ滞在中は宿泊した「アフロディーテ」で朝食をいただきました。
ビュッフェスタイルの朝食で種類も豊富でとても良かったです。
いろんな種類のハムがあってどれも美味しかったですね。
朝食を食べて準備完了。
名残惜しいですが「アフロディーテ」に「さよなら」してフィレンツェへ向かいます。
フィレンツェまではテルミニ駅から「フレッチャロッサ」という新幹線みたいな高速鉄道で移動です。
フィレンツェまでのチケットはインターネットで彼女が事前に手配していたので出発時間までのんびり待機です。
ホームで待っていたのですが、遅れているみたいで電光掲示板には乗る電車の表示が出てなかったのでマクドナルドで時間を潰しました。
日本のマクドナルドより少しお洒落に感じたです。
だいたい1時間くらい遅れて到着。
さて、列車に乗り込んで席を探します。
シートは対面の4人席でした。
新幹線とかで前の席をくるっとまわすと4人席になるやつで、全席がくるっとまわっています。
「相席かぁ」って思って少し憂鬱になりながら席を探していると、
僕らの席には若いカップルが座っていたのでチケットを見せて「ここ僕の席」とアピールをしたら横の空いている席に移ってくれました。
「横の席? 横の指定席もじゃないの??」
案の定、その席も正規の指定席を持っている客が来て、また移動。
僕が不思議そうに見ていたからか、既に僕の向かい側の席に座っていたおじさんが
「次の列車が遅れていて、次の列車のチケットの指定席なので彼らは君の席に座っていたんだよ」って教えてくれました。
おじさんは英語ができない僕らに身振り手振りを加えて親切に教えてくれました。
凄く良い人です。
つまり、一時間後の列車のチケットで予約してたけれど、電車が遅れていたから一時間前の電車に乗ったってことなんですね。
そんなこんなフレッチャロッサは発車です。
僕らの座っている4人席は僕、彼女、親切なおじさん。
おじさんの横が一席空いてました。
列車が動き出しても後ろの方に立っている女性をおじさんは手招きして「横の席が空いてるよ」って教えてあげて彼女はおじさんの横の席へ。
本当に親切な人です。
どうやら彼女もひとつあとのチケットで乗り込んだみたいです。
僕らの席は進行方向に前向きの席だったので車窓からの景色を楽しみながら乗れました。
フレッチャロッサは最高360キロのスピードで走るらしいのですが、揺れが少なくてスピードが出ているようには感じませんでした。
新幹線よりも乗り心地が良かったです。
他のお客さんはというと、ほぼ全員がノートパソコンを開いて仕事とかネットサーフィンをしていました。
ホームページを見るくらいのならスマホで十分なような気がしますけど、イタリアの方はパソコンなんでしょうね。
1時間半くらいでフィレンツェへ到着です。
イタリアの高速鉄道フレッチャロッサに乗れて良い思い出になりました。
次回はフィレンツェを観光した記事を書きます。