イタリア旅行#46 フィレンツェのまとめ①
こんにちは かるるんと申します。
イタリア旅行のブログを書いています。
前回はローマを旅行したまとめの記事を書きました。
今回からフィレンツェなどのトスカーナ地方を旅行した記事を書きます。
フレッチャロッサ
ローマからイタリアの高速鉄道「フレッチャロッサ」でフィレンツェまで行きました。
日本でいえば新幹線のような列車です。
イタリアの高速鉄道を使ってみた印象は、鉄道会社も客もルーズだなと感じました。
日本の感覚を当てはめるのは良くないのでしょうが、電車が1時間遅れていても特にアナウンスもなく、電車の発着を知らせる電光掲示板にも遅れの表示が直ぐに表示されなかったので状況が判らなくて右往左往してしまいました。
帰国後にブログなどの記事をみたりするとイタリアは1時間くらいの遅延は標準なのだそうです。
これは出国前の調査漏れでした。
時間通りには来なくても、せめて10分か15分遅れだろうと高を括っていました。
利用する客も適当で、自分が買った列車のチケットではなく「1時間遅れているので1時間前に発車するはずの列車」に乗ってしまったり、座席指定なんかも無視して空いている席に座っていたりしていました。
自分のチケットに席に違う客が座っていたときには、さすがに困惑しました。
ブログに書きましたが、親切なイタリア人の方に助けられたので事なきを得たのですが。
フィレンツェ
フィレンツェ歴史地区の中にあるホテルに二泊したのですが、フィレンツェ歴史地区の観光は1日目だけでした。
ローマ同様にヴェッキオ橋やサンタマリア・デル・フィオーレ大聖堂など、ほとんどの観光地が近くに固まっているので徒歩での移動がメーンです。
じっくり観光したのはサンタマリア・デル・フィオーレ大聖堂とサンタマリアノヴェッラ薬局くらいであとは散歩しながら外観を眺めてきた感じです。
ローマは古代遺跡の観光地を巡る旅でしたが、フィレンツェはルネサンス期に作られた華やかな建造物を巡る旅です。
ローマの重厚な遺跡巡りも想像を搔き立てられて良かったのですが、フィレンツェの華やかな建造物を横に散策する方が楽しかったです。
街並みも綺麗で路面にもゴミが捨てられていなくて清潔に感じました。
ただ、石畳が非常に歩きにくかったです。
整備されていない場所は少なくはなく、石畳が剥がれていたり陥没している箇所があって、スーツケースを持って移動するには苦労しました。
サンタマリアノヴェッラ駅の近郊にスーツケースばかりを扱っている店が数件あったので石畳でスーツケースの車輪を壊してしまう事が多いのかもしれません。
物価はローマと変わらないと思いました。
ローマと同じでランチをレストランで食べると一人2000円くらいになります。
ただ、ローマよりもお洒落な店が多くて「このくらいの店ならこの値段で妥当かな」と思った記憶があります。
イタリアに慣れて金銭感覚が麻痺していたのかもしれないですけど。
フィレンツェの歴史地区界隈は、まるで映画のセットのようで現実の世界にいないような感覚になりました。
目に入ってくる景色が全て綺麗で、ここだけ中世ヨーロッパみたいに思えてくるので、女性の方には特に人気があるかもしれないです。
彼女もフィレンツェを凄く気に入ったようで「もう1度、フィレンツェに行きたい」と言って「冷静と情熱のあいだ」を何度もみて復習しているようです。
僕はみたことがないですけど「冷静と情熱のあいだ」はフィレンツェを舞台にした映画のようです。
彼女ほどではないですけど、機会があれば「もう一度」フィレンツェに行ってみたいです。
次回はイタリアで自動車を運転した事やプラダのアウトレットモールに行った記事を書きます。