かるるんぶろぐ

海外旅行のブログ書いてます。

イタリア旅行#30 駐車場とZTL

こんにちは かるるんと申します。
イタリア旅行のブログを書いています。

前回はフィレンツェのアウトレットモールに買い物に行った記事を書きました。

今回はアウトレットモールからフィレンツェ市街に戻る記事を書きます。

 

 

ミケランジェロ広場へ

旅程はローマからフィレンツェ高速鉄道で移動してフィレンツェからミラノへレンタカーで移動する旅です。

フィレンツェにもう一泊してミラノへ向かう予定なのでレンタカーは借りっぱなしなので駐車場に車を入れなければなりません。

車を借りるときにレンタカー屋でサンタマリアノヴェッラ駅の近くに駐車場があってZTL地区じゃないので停められることを確認してきたので「ザ・モール」からサンタマリアノヴェッラ駅に向かって出発しました。

途中で彼女が

ミケランジェロ広場に無料駐車場があるみたいだよ。フィレンツェの街を見渡せるみたいだし行ってみない?」

というのでミケランジェロ広場へ目的地を変更です。

「もしかしたら明日まで車を置けるのかな?」なんて考えながら向かったのですが、グーグルマップがうまく案内してくれません。

凄く細い山道を案内されて、法定速度で慎重に安全運転していたら後方の車に「煽られる、クラクションを鳴らされる、パッシングをされる」と 凄く怖い思いをしたあげくグーグルマップが道に迷ってしまったようで同じ通りをグルグルと運転することになってしまいました。

パッシングやクラクションを鳴らされるたびに彼女が悲鳴をあげて、錯乱状態になったので安全な場所で路肩に止めて一息つきました。

 

ZTLばっかりだよ

彼女と相談した結果、グールマップも不調だし山道は怖いのでミケランジェロ広場は諦めてサンタマリアノヴェッラ駅の駐車場へ車を置いて「ゆっくり観光しよう」ってなりまして目的地はサンタマリアノヴェッラ駅の近くの駐車場へ変更です。

 

無事にサンタマリアノヴェッラ駅周辺まで近づけたのですが、サンタマリアノヴェッラ駅まではZTLを通らないと行けない案内ばかりです。

サンタマリアノヴェッラ駅以外で市街地にある駐車場を検索してみたのですが、まったく見つかりませんでした。

仕方ないので、スマホフィレンツェの地図を見ながらZTLを通らないで行ける経路を探しながらフィレンツェの街を何周も周回しました。

探しているうちに暗くなるし、夕方のラッシュと重なって渋滞の中をZTLの標識を探しながら運転は大変です。

なんとかZTLの標識がない入口を見つけたのですが、「入ったところがZTL地区になってたらどうしよう」とか考えちゃったりしてもう一周。

いつまでもクルクル周っていても仕方ないので、ZTLの標識のない入口に突入しました。

暗くて標識を見逃したのかもしれませんが、途中もZTLの標識は無くなんとかサンタマリアノヴェッラ駅の近くまで辿り着けたのです。

 

マダ~ム

サンタマリアノヴェッラ駅でレンタカー屋から駐車場を探していると、その駐車場とは別の駐車場を発見しました。

サンタマリアノヴェッラ駅の近くまでは来れたのですが、もっと駅に近づくと、もしかしたらZTLになるかもなので確実に標識のない場所で駐車したいのです。

とりあえず路肩に駐車します。

駐車場は地下駐車場なので車で勝手に入って良いものか考えてしまいました。

彼女「あたし、駐車できるか聞いてくるよ。」

僕「うーん…」

外は暗くなってるし、外国で女性一人を知らない場所に行かせるのに躊躇しましたが、彼女は国際免許がないので車を動かせるのは僕だけなのです。

僕がハッキリしないからか彼女は車から降りて地下駐車場へ。

 

彼女の話では、駐車場にはガチムチのおっさんがいて

ガチムチ「マダ~ム。 どうしたんだい?」

彼女「車を停めたいの。」

ガチムチ「ベンツかい?」

彼女「プジョーですわ。」

ガチムチ「プジョーならOKだよ。マダ~ム・・・」

ガチムチ「30ユーロでどうだい?」

彼女「よろしいですわよ。うふふ」

 といった、やりとりだったそうです。

 

フィレンツェは駐車場ないよ

10分くらいで彼女は戻ってきて「駐車できるよ。よかったー」

 次に「シニョリーナじゃなくマダムって呼ばれたよ」と彼女はボソッと呟きました。

地下へ降りるとガチムチというよりもハンサムなおっさん達が凄く親切に対応してくれました。

一泊30ユーロは高いと思ったけど、停められただけOKです。

いろいろあったけど無事に車を預けてホテルへ戻れました。

 

これまでの行程で初めての失敗というか下調べを怠ったと思ったです。

フィレンツェがこんなに駐車場が少ないとわかっていたら、二泊目はフィレンツェではなく別の観光地に移動してホテルを取ることもできたかも知れなかったからです。

今回のような体験も旅の醍醐味なので今となっては楽しい思い出なんですけどね。

 次回はフィレンツェ最後の観光の記事を書きます