イタリア旅行#27 イタリアで運転して感じたこと。
こんにちは かるるんと申します。
イタリア旅行のブログを書いています。
前回はフィレンツェでレンタカーを借りた記事を書きました。
今回は初めての右側通行の道路を運転して感じた事などを書きます。
ZTLとロトンダ
事前に調べてきたイタリアで運転をするときに気を付けなければならないことはZTLとロトンダという環状交差点です。
ZTLとは車両侵入禁止エリアのことで観光地や景観保護地域に設定されています。
監視カメラが設置されていて間違って侵入してしまうと罰金を請求されます。
帰国してもイタリアから罰金の請求書が届くという恐ろしいシステムなのです。
赤い丸印の標識がZTLの印でその中には絶対に入ってはいけないのです。
フィレンツェで観光した地域のほとんどがZTLに入ります。
フィレンツェの名所は一般の車は出入りすることが出来なくなっているのです。
ロトンダとは日本ではラウンドアバウトと呼ばれるらしいのですが、ざっくりした感じにいうとロータリー交差点です。
イタリアでは信号が少なくロータリーになっている交差点が沢山あって、先に周回している車が優先なのです。
日本では少ない交差点で不慣れなうえに右側通行なので要注意です。
右側通行と左ハンドル
レンタカーはナビ付でナビを使えば目的地まで案内してくれるのでしょうが、イタリア語どころか英語すら片言なのでナビは諦めて、いつも通りにグーグルマップにお願いして目的地を目指します。
当たり前ですが日本語の音声で案内してくれるので頼りになります。
さて、実際にイタリアを運転してみると意外に右側通行は違和感なく走ることができました。
しかし、そう思っていたのは僕だけで「右に寄りすぎ!!」と何度も彼女から注意されました。
僕は車線の中央を走っているつもりなのですが段々と右に寄っていくそうなのです。
はみ出すことは無いにしても、助手席の彼女からしたら対向車線に寄って行ったら怖いですよね。
右側通行よりも運転に戸惑ったのは左ハンドルの車です。
左ハンドルの車を運転したのなんて自動車教習所のベンツでコース内を運転して以来かもです。
ウインカーを点灯させようとするとウインドウオッシャー液が窓にドバっと出たり、ワイパーを動かしたつもりがウインカーパチパチしたり。
オートマチック車をレンタルしたので車の操作の違いはこれくらいでしたが、それでも慣れるまでには時間が掛かったです。
ロトンダで戸惑う
ZTLは郊外に出れば気にしないで運転することが出来るので問題はないのですが、街中の運転では凄く気を使いました。
ZTLで困ったシーンも何度かあったので次回以降に記事にしたいと思います。
ロトンダはやっかいでした。
郊外の交差点のほとんどはロトンダでした。
イタリアの運転手はロトンダというロータリーを結構なスピードで走っていてロトンダの周回へ入るのも勇気がいりますが問題は出口です。
グーグルマップは優秀で「ロータリーの二番目の出口です。」とか音声で教えてくれるのですがロトンダの形状は各々、違っているので出口が判りにくいのです。
他の車も走っているので出口へ侵入するタイミングが難しかったです。
失敗すると、もう一周まわる事になります。
交通事故が怖いので出口の発見が遅れたり、出るタイミングが掴めない時は無理しないで周ってきた方が良いですね。
始めの方はビビッて三周くらい周って彼女に呆れられたですよ。
高速道路
高速道路は乗ってしまえば右側通行とかあまり気にならないで走れました。
フィレンツェの高速道路は比較的平坦なので100キロ前後で右側の車線を走っていれば他の車にも迷惑を掛けないで安全に走れました。
前に荷物を積んだ遅いトレーラーとかが走っていた時は、さすがに追い越し車線に移るのですがスピードを出さないと直ぐに煽られます。
追い越し車線は130キロくらいが平均速度だったです。
初心者は追い越したら直ぐに右車線に入るのがストレスなく運転出来ると思います。
高速料金は現金で支払いました。
出口には「お札とコイン」の絵が書いてあるゲートがあるので、そこに入れば現金で支払えます。
チケットを機械に入れて表示された料金を入れるだけです。
日本の有料駐車場で駐車料金を払うみたなイメージですね。
今回は無人機での支払いで特にトラブルがなかったのですが、他のブロガーさん達が「お金と手のひら」が書いてるある有人の料金ゲートの方がトラブルがあっても安心と書いているので有人のゲートの方が安心かも知れないです。
イタリアを運転してみて
初めてイタリアを運転して感じたのは、多少渋滞していてもウインカーを出せばたいていは入れてくれるし、ロタンダでもタイミングが少し遅れて出口に侵入しても入れてくれるのですが、スピードを出さないで走るのは大目に見てくれませんでした。
細い道だろうが高速道路だろうが関係なく、制限速度くらいで運転してるとクラクションを鳴らしながらガンガン煽ってきました。
対面通行の道路などで先頭になると逃げ場がなくなるので、なるべく流れに乗って先頭にならないように心がけて運転しました。
万が一、クラクションを鳴らされたり煽られたりしても焦らないことが大事だと思います。
焦ってスピード出したりパニックになってしまうと事故の元なので「迷惑かけてごめんなさい」って思って丁寧に運転するのが一番かもです。
感覚を掴むまでは大変ですが、僕のように運転が得意な方でなくても細心の注意を払えば自分で運転して観光できるのだと感じたです。
次回はアウトレットモールなどレンタカーで観光した記事を書きます。