イタリア旅行#46 フィレンツェのまとめ①
こんにちは かるるんと申します。
イタリア旅行のブログを書いています。
前回はローマを旅行したまとめの記事を書きました。
今回からフィレンツェなどのトスカーナ地方を旅行した記事を書きます。
フレッチャロッサ
ローマからイタリアの高速鉄道「フレッチャロッサ」でフィレンツェまで行きました。
日本でいえば新幹線のような列車です。
イタリアの高速鉄道を使ってみた印象は、鉄道会社も客もルーズだなと感じました。
日本の感覚を当てはめるのは良くないのでしょうが、電車が1時間遅れていても特にアナウンスもなく、電車の発着を知らせる電光掲示板にも遅れの表示が直ぐに表示されなかったので状況が判らなくて右往左往してしまいました。
帰国後にブログなどの記事をみたりするとイタリアは1時間くらいの遅延は標準なのだそうです。
これは出国前の調査漏れでした。
時間通りには来なくても、せめて10分か15分遅れだろうと高を括っていました。
利用する客も適当で、自分が買った列車のチケットではなく「1時間遅れているので1時間前に発車するはずの列車」に乗ってしまったり、座席指定なんかも無視して空いている席に座っていたりしていました。
自分のチケットに席に違う客が座っていたときには、さすがに困惑しました。
ブログに書きましたが、親切なイタリア人の方に助けられたので事なきを得たのですが。
フィレンツェ
フィレンツェ歴史地区の中にあるホテルに二泊したのですが、フィレンツェ歴史地区の観光は1日目だけでした。
ローマ同様にヴェッキオ橋やサンタマリア・デル・フィオーレ大聖堂など、ほとんどの観光地が近くに固まっているので徒歩での移動がメーンです。
じっくり観光したのはサンタマリア・デル・フィオーレ大聖堂とサンタマリアノヴェッラ薬局くらいであとは散歩しながら外観を眺めてきた感じです。
ローマは古代遺跡の観光地を巡る旅でしたが、フィレンツェはルネサンス期に作られた華やかな建造物を巡る旅です。
ローマの重厚な遺跡巡りも想像を搔き立てられて良かったのですが、フィレンツェの華やかな建造物を横に散策する方が楽しかったです。
街並みも綺麗で路面にもゴミが捨てられていなくて清潔に感じました。
ただ、石畳が非常に歩きにくかったです。
整備されていない場所は少なくはなく、石畳が剥がれていたり陥没している箇所があって、スーツケースを持って移動するには苦労しました。
サンタマリアノヴェッラ駅の近郊にスーツケースばかりを扱っている店が数件あったので石畳でスーツケースの車輪を壊してしまう事が多いのかもしれません。
物価はローマと変わらないと思いました。
ローマと同じでランチをレストランで食べると一人2000円くらいになります。
ただ、ローマよりもお洒落な店が多くて「このくらいの店ならこの値段で妥当かな」と思った記憶があります。
イタリアに慣れて金銭感覚が麻痺していたのかもしれないですけど。
フィレンツェの歴史地区界隈は、まるで映画のセットのようで現実の世界にいないような感覚になりました。
目に入ってくる景色が全て綺麗で、ここだけ中世ヨーロッパみたいに思えてくるので、女性の方には特に人気があるかもしれないです。
彼女もフィレンツェを凄く気に入ったようで「もう1度、フィレンツェに行きたい」と言って「冷静と情熱のあいだ」を何度もみて復習しているようです。
僕はみたことがないですけど「冷静と情熱のあいだ」はフィレンツェを舞台にした映画のようです。
彼女ほどではないですけど、機会があれば「もう一度」フィレンツェに行ってみたいです。
次回はイタリアで自動車を運転した事やプラダのアウトレットモールに行った記事を書きます。
イタリア旅行#45 ローマ観光のまとめ②
こんにちは かるるんと申します。
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今回はローマの観光地で感じた事とかをまとめた記事を書きます。
僕らが観光した場所を大きく分けると「バチカン市国」、「スペイン広場からパンテオンまでの観光地が隣接するエリア」、「コロッセオ周辺のエリア」、「トラステヴェレ」、「テルミニ駅周辺のエリア」の5つのエリアです。
この5つのエリアを二日間で観光しました。
思い返すとなかなかハードな日程での観光だったと思います。
「トラステヴェレ」と「テルミニ駅周辺のエリア」は街並みを散策しただけでこれといった観光地は行っていないので、割愛して残りの3つのエリアの感想や印象を書きたいと思います。
「バチカン市国」
バチカン市国ではバチカン博物館を観光してしまうと時間的にローマの他の観光地に行けなくなる恐れがあるのでバチカン博物館は回避して、サン・ピエトロ広場・大聖堂だけを見学しました。
ホテルのあるテルミニ駅からは地下鉄で移動でしたが、乗り方はわかりやすく地下鉄を降りてからも観光ツアーや大勢の一般の観光客がサン・ピエトロ広場・大聖堂に向かって歩いているので流れに乗って歩いていくと自動的に目的地へ着いてしまう感じで苦労せずに移動できたと思います。
サン・ピエトロ大聖堂へはセキュリティーチェックの列に並ばなけならないのですが比較的スムーズに流れて待ち時間もそんなに気にならなかったです。
サン・ピエトロ大聖堂を観光して感じたのはピエタの像などの他にも壁や天井にいたるまで芸術作品で芸術に疎い僕でもそれらを鑑賞して素晴らしいと思ったくらいなので絵画や彫刻などに造詣の深い人は一日中、鑑賞しても時間が足りないのだろうと思います。
移動を含めるとサン・ピエトロ大聖堂を観光しただけでも午前中いっぱい掛かったのでサン・ピエトロ博物館に行ってしまうと一日目はバチカン市国で終わってしまったかもしれません。
僕的は熱心なキリスト教信者とか芸術大好き人間でなければ、サン・ピエトロ広場・大聖堂だけで満足できるかなと思います。
「スペイン広場からパンテオン」
バチカン市国で観光した重厚な壁画や彫刻はここまでで、スペイン広場からは「ローマの休日」にでてくる観光地を周るような行程です。
スペイン広場で階段を登ってトレビの泉でコインを投げて楽しんできました。
本来、初日の午後の観光行程の予定に入っていなかったのですが、予定してたより時間が余ったのでトレビの泉も観光したのでローマの休日ツアーみたいになりました。
僕的にこのエリアで凄く良かった観光地はパンテオンでした。
イメージしていた古代ローマの建造物そのもので「ローマに来たんだ」と実感できた観光地に思えました。
僕的にはサン・ピエトロ大聖堂よりも感動したレベルが高かったです。
「コロッセオ周辺」
当初のローマで行きたい観光地1位はコロッセオだったのですが、やっぱりコロッセオが一番でした。
グラディエーターやらが戦った闘技場の中に入って古代ローマに思いを馳せると完治していた中二病が再発してしまうんじゃないのかと思うほど感激しました。
パンテオン以上に「ローマに来たんだ」と感じるレベルが高かったです。
隣接しているフォロ・ロマーノとパラティーノの丘も古代ローマを感じることが出来て良かったですけどコロッセオには敵わなかったですね。
「ローマのまとめ」
ローマの観光地の物価は高めですけど、考えると世界屈指の観光都市です。
安い訳はないのです。
観光地を振り返ってみると、それぞれの場所に明らかな個性があって観光のしがいがあるというかテレビで見たことがある場所なのに新鮮に感じられる事が出来きました。
スリが多いとか治安が良くない場所があったり、良いところばらりではないのですが、十分に楽しめました。
次回はフィレンツェをまとめた記事を書きます。
イタリア旅行#44 ローマ観光のまとめ①
こんにちは かるるんと申します。
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前回までローマからミラノまでイタリアを周遊してきた記事を書いてきました。
おおまかに分けるとローマ、トスカーナ地方(フィレンツェ、ピサ)、ミラノを観光ししました。
思い出や気付いた事なんかを一都市づつにまとめでいこうと思います。
今回はローマ、バチカンに滞在した記事を書きます。
移動手段
テルミニ駅近郊のホテルを拠点にして二日間でバチカンとローマの観光地を周りましたた。
主な交通手段はローマパスで乗れる地下鉄、トラム、そして徒歩です。
言葉の不安とブログなどでタクシーはボッタくられたり犯罪に巻き込まれやすいとの記事を信じてタクシーでの移動はしませんでした。
ローマは観光地がまとまっていて観光しやすいのですが、公共機関での交通手段を選ぶと、とにかく歩くことになります。
アイフォンのヘルスケアを見返すと一日10キロ以上の距離を歩いていました。
いろいろなブログの記事にも書いているのですが、スニーカーやウォーキングシューズは必須です。
路面は石畳が剥がれていたりして足場が悪い場所なども沢山あったで足腰への負担が大きかったです。
膝を保護するサポーターとかテーピングなんかも準備しておけば良かったのかもと思いました。
体力に自信のない人はタクシーを利用した方が楽しめると思います。
ローマの治安
テルミニ駅近郊、ローマは治安が悪いとまでは言いませんが、決して良くはないといった印象でした。
特にテルミニ駅近郊ですが、道路にはタバコの吸い殻や食べ物が包装されていた袋などの小さいゴミが散乱していて、暗くなると駅前にチーマー風の若者がたむろって酒を飲んでいたりタバコを吸っていたりしてました。
ローマに限らずイタリア喫煙者に寛容らしくタバコを吸って道を歩いている人は珍しくありませんでした。
コロッセオなどの有名な観光地にも普通に喫煙スペースがあってヨーロッパは日本よりも喫煙者に厳しいイメージがありましたが、イタリアはそうではないみたいです。
治安が決して良くはないと書いた理由はブログの記事でも書いたのですが、トラムで移動中にスリに狙われたからです。
運よく被害に遭わずに済んだのですが、イタリア旅行で一番緊迫した場面でした。
よくブログの記事や観光ガイドに書いてるのですが、イタリアのスリは個人ではなく「スリ集団」でチームワークを使って狙ってきます。
旅行前は「そんな大袈裟な」って思っていたのですが、本当に集団で狙ってきます。
自分は大丈夫とか思わずに、バッグやリックの選び方や持ち方には細心の注意が必要なのだということが勉強できました。
あの時に財布やパスポートが盗まれていたらと思うとゾッとします。
食事の相場
観光地で食事をしたのが多かったからかも知れませんが、ランチでも普通のレストランで食事をすると日本の相場に比べると高いと思います。
ドリンクを頼んでパスタやピザなどを頼むと2000円を超えるくらいで、二人でランチを食べると5000円くらいになります。
二人で5000円のランチが妥当な値段だと思うか高いと思うかは人によって感じ方が違うと思いますが、我が家の感覚だとかなり高額です。
夕食だとお酒を頼んだりするので、だいたいランチの倍くらいですね。
テルミニ駅にスーパーマーケットがあり、着いた日とローマ滞在最終日の夕食を買ってホテルで食べたのですが、ビールやら総菜を買って二人で2000円くらいでした。
食べたことのない地元の総菜やビールなんかが楽しめてランチの半分以下くらいなのでホテルでの食事もそれなりに満足でした。
次回はバチカンとかコロッセオなど観光地で感じた事とかをまとめた記事を書きます。
イタリア旅行#43 帰りの飛行機
こんにちは かるるんと申します。
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前回はマルペンサ空港の記事を書きました。
今回は帰りの飛行機の記事を書きます。
成田までの飛行機は乗り継ぎで帰ります。
マルペンサ空港からジャーマンウィングスの飛行機でドイツのデュッセルドルフ空港まで移動してデュッセルドルフからはANAの飛行機で成田空港まで12時間くらいの移動です。
マルペンサ空港発のデュッセルドルフ行きは、ほぼ予定時刻通りに出発しました。
1時間30分くらいの移動だったと思います。
ジャーマンウイングスでの移動は快適でした。
機体はナローボディでしたが座席が広く足元もゆったりしていてリラックス出来ました。
さすが、ルフトハンザドイツ航空傘下のLCCです。
ルフトハンザには乗ったことないですけど噂ではとても快適だと聞いたことがあるです。
機内の様子は騒がしくもなく、静まり返ってもなく丁度よい雰囲気でした。
行きにブリュッセルからフィウミチーノに着いた時にEU内での移動は経験しましたが、EU内で乗り換えての出国するのは初めてで戸惑いましたが「どこから湧いてきたの?」ってくらい大勢の日本人が集まりだして、日本人たちが進む流れに乗っていったら無事に出国することが出来ました。
デュッセルドルフから成田への飛行機は20時頃の出発です。
乗客の9割くらいは日本人でした。
僕はまともに話せる言語は日本語だけなのでキャビンアテンダントの人や周りの乗客と簡単にコミニュケーションがとれるだけで気が楽になった気がしました。
「それなら海外なんて行くなよ」って言われるかもですけど、それとこれは別の話ですな。
ビールを飲んだり
機内食を食べたり
久しぶりに日本食らしきものを食べたり日本のビールを飲んだりしてリラックス出来るかと思っていたのですが、帰りのANAの飛行機は凄く窮屈に感じました。
座席が窮屈なのではなくて機内がピリピリしているように感じてリラックスとは程遠い雰囲気でした。
乗客の大半が日本人ということもあって、とても行儀のよい機内でした。
この便は20時くらいに出発の飛行機なので夜中に移動し、皆さんが寝ている時間は静かにしなければならないのは理解できますし、僕も寝ていたいのでわかります。
ですが、それ以外の時間も静か過ぎで横の座席に座っている彼女と会話するのも小声で会話しないと白い目で見られそうだったり、少しでも音を立てると機内に響いてしまいそうで身動きが取りにくい感じでした。
気にしすぎかも知れませんけど、人の声だとかお菓子の袋を開ける音だとか、もう少し雑音があっても良いと思うのは僕だけなのですかね?
高速バスや新幹線に乗った時も感じるのですが静かに行儀よく座席に座って移動するのは大切ですが、新聞をめくる音さえも車内に響き渡るくらい静かなのはなんだか不気味に思います。
10時間以上も機内に閉じ込められて移動する飛行機で静けさは苦痛とは言わないですがとても窮屈に感じたのです。
アリタリア航空に乗ったような時のように無法地帯みたいな騒がしさは嫌ですけど、ジャーマンウイングスの機内のように普通の音声で会話を出来るくらいの雰囲気が好ましいと思います。
そんな感じで無事に成田空港に到着して地元の仙台まで帰ったのでありました。
次回はイタリア旅行で感じたことなんかをまとめた記事を書きます。
イタリア旅行#42 マルペンサ空港
こんにちは かるるんと申します。
イタリア旅行のブログを書いています。
前回はミラノ中央駅にあるスーパーマーケットでお土産を買った記事を書きました。
今回はマルペンサ空港の記事を書きます。
ミラノ中央駅で買い物を済ましてホテルに戻りチェックアウトの手続きをします。
楽しいイタリア旅行も最終盤です。
財布に貯まった小銭はこれから使うこともないだろうし、日本に持って帰っても次にヨーロッパに来るまでには行方不明になっていると思ったので、ベッドメイキングのチップで枕元に置いてきました。
忍者のイラストのポケットティッシュはオマケです。
帰路はマルペンサ空港→デュッセルドルフ空港→成田空港の乗り継ぎです。
チェックアウトを済ましたらマルペンサ空港へ出発です。
マルペンサ空港へはリムジンバスに乗って行きます。
チケットは前日に「オステリア」で食事した後に見つけたミラノ中央駅のバスチケット売り場で入手済なのでバス停に行ってバスに乗るだけです。
バス停はミラノ中央駅のそばでホテルから歩いて10分くらいの場所でした。
飛行機の時間は15時頃だったので、ミラノの街を少し観光しても良かったかも知れなかったのですが、不慮の事故や渋滞で飛行機の時間に遅れたら大変なのと、雨が降っていて天候が良くなかったので、10時30分頃のバスでマルペンサ空港まで行くことにしました。
普通のリムジンバスでした。
車内は、ほぼ満席でした。
バスの車窓からの景色。
さよならミラノ~ さよならイタリア~。
1時間くらいでマルペンサ空港に到着です。
もちろん、初めてマルペンサ空港を利用するのですけど、お洒落な街ミラノ近郊の空港なので「近未来的なデザイン」とか「奇抜な建物」と勝手にイメージしてたのですが普通の空港で拍子抜けしました。
着いた時間帯のせいかも知れないですが、客は多くなくてどちらかと言えば閑散としてたです。
ちょうど昼時になったので昼食を食べることに。
空港内に何件かレストランはあったのですがイタリアで最後の食事ということで、一番高級そうなレストランで昼食を食べるとにしました。
昼からビールを飲んじゃいます。
チーズっぽいパスタ
トマトのパスタ
皿にバジルみたいな香草やチーズが散らかっていてお洒落なプレートです。
味の方は「可もなく不可もなく」と言ったところでしょうか。
空港の施設だから、こんなもんかなって感じでした。
ビールは美味かったです。
次回は飛行機に乗って帰る記事を書きます。
イタリア旅行#41 お土産
こんにちは かるるんと申します。
イタリア旅行のブログを書いています。
前回は「オステリア」とよばれる日本でいえば居酒屋のような店で夕食を食べた記事を書きました。
今回はイタリア旅行の最終日。
日本へ帰る前にお土産を買いに行く記事を書きます。
この日もいつも通りの時間に起床してホテルで朝食を食べました。
定番のビュッフェでハムやサラダの朝食です。
普段の朝食は米を食べる事が多いのですが、イタリアでの数日間の朝食はずっとこんな感じでパンやらハムやらの朝食でしたが不思議なことに全くご飯や味噌汁を恋しくなることが無く、毎日美味しく食べれたのです。
旅前の予想に反して、日本食を食べたくなることは一度もなかったのです。
僕は、なかなかの和食派のつもりですが、それだけイタリアの料理が美味しかったのかな。
朝食を食べ終えたら身だしなみを整えて「お土産」を買いにミラノ中央駅にあるスーパーマットへ向かいます。
前日もガレリア付近でチョコレートとかバラマキ用のお土産を買ったのですが、今度は自分たちで食べる食材やら調味料やらを買いに行きます。
ミラノ中央駅には日本の駅ビルみたいな感じで、洋服屋さんとかも沢山あってこの時期はブラックフライデーのセール期間中でした。
ブラックフライデーってアメリカで始まったセールみたいで、ヨーロッパの人ってアメリカの風習や食べ物とかをあまり好まないイメージでしたけど、そうでもないのかな。
駅に入って迷わずにスーパーマーケットまで行くことが出来ました。
イタリアを観光してほとんど日本人とは遭遇しなかったのですが、このスーパーでは数組の日本人と遭遇しました。
帰国日の「お土産ショッピング」なのでしょうね。
スーパーの中は食材や日用品が陳列されています。
普通のスーパーですね。
カップラーメンやオリーブオイルやバルサミコ酢などの調味料を自分んち用のお土産に買いました。
スシバーという寿司職人風の人たちが寿司を作って販売しているスペースがありました。
イタリアに来て回転寿司や日本食屋ぽい店をのぞいてみると日本では寿司として認識したことのない料理が寿司として販売されているのを見かけることが多かったのですが、ここでは日本風の美味しそうな寿司が販売されていました。
スーパーマーケットでお土産を買ったので、ホテルに戻ってスーツケースをパッキングして帰路に向かいます。
次回はマルペンサ空港の記事を書きます。
イタリア旅行#40 オステリア
こんにちは かるるんと申します。
イタリア旅行のブログを書いています。
前回はミラノのハイブランドのお店が立ち並ぶショッピングセンター「ガレリア」の記事を書きました。
今回はレストランで夕食を食べた記事を書きます。
この日がイタリア最後の夜です。
翌日は日本へ帰国ということ最後の晩餐はレストランで食事をすることにしました。
と、いってもイタリアでちゃんとしたレストランで夕食を食べたのは初日のローマだけ。
そのレストランも日本語メニューがあるお店でした。
一週間近くイタリアに滞在して、なんとなく注文や支払いの仕方も慣れてきたので普通のレストランで食事をすることにしました。
どこにしようかネットで色々調べてみたのですが、選びきれず日本で購入したガイドブック「ことりっぷ」に掲載してあったレストランで食事することにしました。
宿泊しているホテルから徒歩で行ける距離にあって「家庭的なお店」と書いてあったのでそんなに敷居も高くない気がしました。
なによりオステリアと書いています。
オステリアとは日本でいう居酒屋のような店のことなのでリラックスして食事が出来そうです。ということで僕らは 「オステリア Mamma Rosa」 へ向かうことに。
「オステリア Mamma Rosa」はホテルから徒歩15分くらいで場所もわかりやすく迷わずに到着です。
外観はこじんまりとして可愛らしい感じです。
いかにも家庭的な佇まいでした。
ドアを開け、いつもどうり片言の英語で「ツーパーソン!」とピースマークを作り店員さんにアピールすると席が空いていたようで案内されます。
店内に入っていくと、真っ赤なドレスを着たクロークのお姉さんがいました。
背中がザックリ開いた真っ赤なドレスに宝塚ばりの縦巻きのクルンとした髪型で出迎えて頂いたのですが、僕らがイメージしていた居酒屋感はゼロでありました。
完全に場違いなところに来てしまったのを確信してキャンセルしたかったのですが、言葉が通じないので出るに出れなくなって、真っ赤なモンベルのダウンジャケットをお姉さんに預けて、そのまま席へ案内されました。
案内されたのは入口近くの席でしたが、店内を見渡せるような作りで、周りの客をみてみると特に男性は中々カッチリした服装をしていましてチノパンにトレーナーは僕だけで皆さんはネクタイとか襟付きのシャツを着てジャケットを羽織っておられました。
店舗の大きさとしては余裕で50人以上の客が入りそうに思える広さでした。
たまたまなのか日本人の客は僕らしかいませんでした。
日本ではそこそこ売れている観光ガイド誌に掲載されている店なのに日本人が1組もいないことが僕らをより不安にさせました。
オーダーはボーイさん一人で切り盛りしているようでした。
ボーイさんにメニューを渡されて、おそらく「飲み物は?」と聞かれました。
イタリア語で注文を聞かれたのだと思いますが、この国ではまず飲み物の注文を取られるので躊躇なく「ビール」を注文しました。
周りのテーブルには100%の確率でワインのボトルが置いてありましたけど、もしイタリア語で書いてあるメニューを読めたとしても日本人的には居酒屋に来たならば「とりあえずビール」が正解なのだと思いビールを選択です。
振り返ってみると「ここは居酒屋で間違いない」と自分に暗示をかけたのかも知れないです。
食べ物のメニューをみると高くもなく安くもなくイメージしていたイタリアの居酒屋の値段で安心したのでした。
注文すると直ぐにボーイさんがビールを持って来てくれまして、大き目のワイングラスにまるでワインを注ぐような仕草でビールを少な目に注いでくれたのです。
下の画像ですよ、オシャレです、彼女は素敵と言っておりました。
オステリアのビールは「とりあえずビール」のように駆け付け一杯的なビールではなかったです。
いつもはメーンの料理を二人で違う種類を頼んでシェアするのが常套手段です。
イタリアへ来てイタリアの有名な料理で唯一食べてないのがリゾットでした。
メニューにリゾットがあったのでスパゲティとリゾットを食べようと思っていたのですがリゾットは二人分からしか注文出来ないと言われたので二人ともリゾットを注文です。
ケチらずに他の料理も頼めばと思うのかも知れませんが、これまでに食べてきたイタリアのレストランの一人前は日本の大盛りに匹敵する量です。
昭和生まれの僕は頼んでおきながら残す事は悪なのです。
頼んだものを残すことは万死に値すると教えられた世代なのです。
予想通り、他の料理を頼まなくて正解でした。
頼んでもないパンの盛り合わせがテーブルに到着です。
オーダーミスかなと思ったのですが、他のテーブルを見渡すとどのテーブルにもあるのでサービスのようです。
小心者の僕らは、このパンはどのタイミングで食べれば良いかの相談を始めました。
メーンの料理と食べるのか、前菜的に食べるのか、それともいつ食べても良いの?
トレーナー、チノパン、スニーカーで入店してしまって完全に周囲から浮いてる東洋人でも最低限のマナーは守りたいと思ってはいたのです。
ビールを片手にそんな話してたら僕らの後に入店した隣の客がメーンの料理が届いてないのに食べ始めたので、僕らもおつまみセット感覚でパクパクと・・・。
他にもリゾットも前に、こんなのも
そして、お待ちかねのリゾットです。
20分くらいで到着しました。
率直な感想は、これまで食べてきた中で断トツに美味かったです。
味、食感、香り、全てが良かったです。
イタリアではこの店でしかリゾットを食べていないのでこれが一般的なリゾットなのかは自信を持って言えないですが、僕がこれまで日本で食べたやつは、おかゆとか雑炊の仲間のように感じました。
帰国して食べても日本のリゾットは雑炊の仲間でミラノで食べたものとは別な料理に感じてしまいます。
アルデンテというのでしょうか?米に芯は残っているのですが程よい硬さで食べやすくローマでカルボナーラを食べた時と同じように日本で食べるものは似てるだけで全く違う料理のように思ってしまいます。
この店に入って最初はどうなるかと思ったのですが凄く満足できた夕食でした。
お店を出るときはクロークのお姉さんに少し多めのチップを渡して帰りました。
僕だけ周囲から浮いている格好なので少し負い目みたいなものを感じていたので負い目分多めに渡しました。
それで、一言「ことりっぷ」に言いたいのですが、全く家庭的じゃなかったし、若干のドレスコードはあるよくらいは書いてもらわないと旅行者の日本人は日本で居酒屋に行く感覚で来店して緊張と不安でいっぱいになってしまうですよ。
周囲の客やお店が気にしている気にしていないかは別として、僕はパーティに私服で来てしまったような感覚になってしまい肩身の狭い思いをしました。
オステリアを日本の居酒屋のようなラフな店だと思い込んでしまっていた僕も悪いのかもですけどね。
次回、ヨーロッパに行くときはジャケットとシャツは持って行こうと思いました。
まぁ、結果、素晴らしい店で良かったですけどね。
次回はお土産を買う記事を書きます。